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ふぐ料亭wanofuの「特製のヒレ酒」と「さえずり酒」2017年2月19日 日曜日

ふぐヒレ酒のうつわ

いつもありがとうございます。築地のふぐ料亭wanofuです。
ここ数日は寒暖差が激しくなっておりますので、くれぐれもお体ご自愛下さいね。

そんな寒い時期に、お客さまからのご要望が多いのが

「とらふぐのヒレ酒」

なんです。ふぐ料理との相性がバッチリのヒレ酒なんですが、wanofuでは様々なこだわりを持っているんです。

wanofuのふぐヒレ酒をお飲み頂いて一番多い感想が

濃厚だけど飲みやすい

過去にヒレ酒を飲んだことがあるお客さまは独特の「生臭さが嫌」という方が多いんですが、wanofuではそのような事が無いんです。

なぜかというと、ヒレの炙り方・干し方に独自の製法があるんです。特に生臭くなってしまうヒレ酒は「しっかりとヒレが乾燥」しておらず、その名残がお客さまに伝わってしまうんですね。

ふぐのヒレ

また写真の通り、ヒレ酒の器を若干ちいさめにしています。
この器にwanofuでは厳選した日本酒にしっかり乾燥した「ヒレ2枚」を入れてお客さまにお出しする事で

「注ぎ酒が2~3回」

味の濃厚さをほぼ落とさずに提供できるんです。

ふぐ料理を提供している店によって「ふぐヒレ酒」の作り方は様々なんですが、wanofuでは様々な試行錯誤、そしてお客さまの声を取り入れながら現在のヒレ酒に辿りつきました。

 

そして、もうひとつヒレ酒と並んでお客さまに喜んで頂いているのが「とらふぐのさえずり酒」

とらふぐのさえずり酒

ふぐの『さえずり』とはふぐの口の部分を指すんです。希少部なのでなかなか聞いた事のある方は少ないと思います。

サンゴも噛み砕くふぐの鋭い口は、見た目に鳥のうぐいすを思い出させるためつきました。ふぐ料理店でしか出回らないふぐのうぐいす酒ふぐのヒレ酒『通』にはお薦めの一品。

飲んだことのある人なら分かります。飲んでない人も、 飲んだら分かります。

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このふぐが美味しい時期に、お供としてお楽しみ頂ければと思います。

皆様のお越し、心よりお待ちしております。